将来の生活保証には、生命保険と預金があります!!
それぞれの特徴を考えて将来の生活の備えにしましょう!!
預金は時間とともに増加していきます。
生命保険は、契約日(通常は初回の保険料の支払い日)から契約した保険金の全額が支払われます。
リスクへの備えと考えると,何時でも契約時の保険金が支払われる生命保険が有利です。
生命保険は基本的に死亡時に支払われるので、途中でお金が必要になった場合には生命保険ではなく預金が頼りになります。
このため、3ヶ月から半年ぐらいの短期の生活費は、生命保険以外で対処する必要があります。
短期の生活費としては、多くは失業(退職)とケガや病気での手術や入院費用への備えになります。
通常、失業時には失業保険の保証があるので、基本は生命保険と医療保険で備えをして一部は預金で対応することになります。
保険料やお金が必要となった場合は、生命保険の解約になります。
保険料の支払いに困る場合は、すぐ解約でなくすでに支払った保険料で一時建て替えることや保険金の減額等で保険料を下げる検討をまずしてください。
どうしても解約になる場合ですが、預金は元本と利子が戻ります。
生命保険の場合は、掛け捨て保険では全く戻りません(その分保険料が安価)。
また、契約してから日にちが少ない場合は、一部しか戻りません。
生命保険の解約は、預金の解約より不利になるので解約しなくても済むよう慎重に検討が必要です。
預金は利息の20.315%が税金として差し引かれます。
保険金は、支払った保険料の控除を受けることができるので、税金面から見ると生命保険が有利です。
預金は総合口座、生命保険は契約者貸付で一時的な資金の借り入れができます。
預金の総合口座の方が利率が低く、店舗も多いので借りやすいと言えます。
生命保険には、養老保険や財形保険などもあります。
生命保険には、もしもの備えだけでなく老後の資金形成にも利用できますが、その分保険料も高くなります。
デフレが長期間続いているので将来の生活費がどうなるかあまり考える必要がありませんでした。
デフレが続けば保険金は、今以上の価値が出ます。
しかし、アベノミクスが成功するとインフレになり、保険金の価値は下がって行きます。
このためインフレが進行すると、ある期間ごとに保険金を見直す(保険料を高く)必要が出てきます。
インフレには生命保険と同じく預金も価値は減額していきます。
インフレには、株式が強いと言われています。
インフレが予想される場合は、株券・債券や外貨で運用する変額保険(基本的にインフレ時には増額になります)も検討の対象になります。
早期の備えと考えると生命保険が有利です!!
ライフステージやインフレ時には見直しが必要です!!